今回、ブログ2回目は、過去に施工を行った施工事例を
紹介したいと思います。
賃貸オーナー様よりお伺いした内容によるとご入居されていた方が
ご自身で応急処置でキズを保護されたとのことでした。
周辺の小さな傷は良いのでとにかく何かが塗ってあるところと
はがれているところを直してほしいとのご依頼でした。
(他にもこのようなキズが10か所ほど・・・)
この建具は本物の木材ではなく、基材となるMDFに木目柄のシートが
貼付けてあるシート建材と呼ばれるものです。
最近の建材は、コストやシート印刷技術の向上からこのような材料を
使われていることが多くみられます。
今回のリペアは、損害保険で修理のため少しでも耐久力を持たせて
ほしいとのことでしたので、パテを使ってリペアにすることにしました。
まずは、何か塗られているところと捲れているところを取り除き、
サンドペーパーで足付けもかねて均していきます。
その後、欠けてしまっているところへパテを充填し、周囲と同じ
高さになるまで平面を出していきます。
あとは、周囲の色に合わせて塗料を調色し塗り塗り・・・
それだけだと目立つので木目の色を調色して木目を書き書き・・・
色を付けたところを保護するためにクリアの塗料でコーティング
して完成です。
ざっくりとこのような流れでリペアとなります。
詳しく書くとすごく長くなりそうなのでざっくりにしました。
もし、どんなふうに直してるのと気になる方はご依頼いただいて
じっくり見ていただければと思います。
僕たちは時間制のご料金なので、お客様のご負担を減らすために
早く、綺麗に、しっかりと直すにはどうすればいいかを研究して
日々仕事に取り組んでいます。
同業の方や先輩の方、同期と色々な話をしていると、リペアの
方法に関しては、職人さんによってみんな様々でこれが正解という
方法がないような気がしています
(ただ、基本があるのでそこは同じですが・・・)
みんな得意な方法があって、その技術を主軸として活かしてるんだ
なと感じます。
今回はこのあたりで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
また次回の更新の時にも読んでいただけるとありがたいです。
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